NIジャパンブログ

国・地域別で記事を探したい方のための一覧

NIジャパンブログに掲載の記事を国・地域ごとにまとめた一覧です(国・地域名五十音順)。

特定の国や地域を対象にした記事をこちらに掲載しています。テーマについて主に書かれ、国について多く触れていない記事、あるいはテーマに沿って多数の国に触れている記事は含まれていません。そのような記事は各カテゴリから探してみてください。

●アンゴラ
読書会を開いて逮捕(アンゴラ)

●イエメン
報道されなかった2016年
武器取引とイエメン空爆

●イラン
「水破産」は現実になるのか(イラン)

●インド
紙幣廃止で消えたお金と希望(インド)
報道されなかった2016年

●ウクライナ
報道されなかった2016年

●エチオピア
干ばつでも緑を取り戻したエチオピア

●欧州連合(EU)
反移民で結束するヨーロッパ

●カシミール
報道されなかった2016年

●カナダ
社会を刺激する人々:10歳のトランスジェンダー活動家チャーリー・ラウティアン-リッケルト

●ガボン
報道されなかった2016年

●キューバ
報道されなかった2016年

●ケニア
実践がともなわない法律(ケニア)

●コスタリカ
報道されなかった2016年

●コロンビア
闘争最後の日々:写真で見るFARC最終会合
コロンビアに平和は訪れるか(毎月のメイン記事【2016】)

●サウジアラビア
黒い金がとれる国の貧困
武器取引とイエメン空爆

●シエラレオネ
2016年6月号「エボラ後のシエラレオネ」Keynote(メイン記事)をアップ
クイズ ― 6月号「エボラ後のシエラレオネ」より

●スリランカ
報道されなかった2016年

●ソロモン諸島
報道されなかった2016年

●タイ
報道されなかった2016年

●中国
2016年12月号「来たるべき中国との戦争/グローバルな課税逃れ」(メイン記事)
外国NGO法は何を狙うのか(中国)

●チリ
報道されなかった2016年

●トルコ
報道されなかった2016年

●パレスチナ
完全菜食主義のベーカリーがオープン(パレスチナ)
報道されなかった2016年

●バングラデシュ
報道されなかった2016年
ラナプラザの教訓

●ビルマ(ミャンマー)
鉱山開発による土地収奪と闘う人々(ビルマ)

●ブータン
世界初のカーボン・ネガティブの国、ブータン

●ブルキナファソ
旅の終わり
ある一夫多妻家族の父親
あるアフリカの村から ― 30年がブルキナファソにもたらした変化(毎月のメイン記事【2017】)

●米国
報道されなかった2016年
預金は黒人オーナーの銀行へ(米国)
黒人アメフト選手の抗議方法
2016年12月号「来たるべき中国との戦争/グローバルな課税逃れ」(メイン記事)


●ベネズエラ
人々の都市菜園(ベネズエラ)

●ベラルーシ
報道されなかった2016年

●南アフリカ
苦いブドウを甘くする(南アフリカ)
報道されなかった2016年

●南スーダン
世界の国のプロフィール:南スーダン

●メキシコ
もう政党なんかいらない(メキシコ)

●モロッコ
報道されなかった2016年

●レバノン
報道されなかった2016年


  1. 2016/08/29(月) 23:40:33|
  2. ≪一覧≫国別で記事を探す

【翻訳記事】国際海底機構がすべきことは、海洋生態系の搾取ではなく保護である


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深海魚の一種、アオメエソ科の魚。



深海底というほとんど未知で脆弱な場所にとって、リスクのある産業向け実験がいかに危険なものなのか、先日開催された国際海底機構(ISA)会合においてきちんと検討されるべきであった。パイヤル・サンパットが報告する。


深海底採鉱というと、何やらSFめいて聞こえる。確かに、企業が主張するような深海底のコバルトリッチクラスト、マンガンノジュール、そして熱水噴出孔から金属を採取する技術の見通しは、現実よりもフィクションに基づく話のように思える。深海における実行可能な採掘技術はまだ確立されておらず、多くの企業と政府がその日が来ることを待ち望んでいる。

深海底採鉱には高いリスクが伴うが、実証実験が計画されているのは地球上で最もぜい弱で手つかずの場所だ。海、そこに住む生物、そして漁業に対して潜在的にどれほどの打撃となるのかもほとんど分かっていない。深海生物の多くは、研究どころかいまだに未発見なのだ。ドイツの科学者らが、全生物の祖先が深海底の熱水噴出孔に生息していたという研究結果を報告したのは、最近のことである。

今年7月ISAは、ジャマイカのキングストンで年次会合を開いた。誰もが考えるのは、ISAは国連海洋法条約の下で設立された国際機関ゆえに、全世界の共有財産である海と海洋生物の保護を一番の使命とする、ということだろう。しかし、これまでの現実は異なるものだった。

ISAはすでに太平洋の海底で150万平方キロにわたって26件の探査許可を出し、さらに追加で大西洋、インド洋、紅海にも探査海域を設定した。これらの追加海域では、毎月順次探査許可が下りているが、そこでの監督活動はほとんど行われておらず、またそのような広大で破壊的な産業活動が海洋生物、生態系システム、沿岸部コミュニテーにもたらす打撃についてもほとんど理解されていない。

ISAの役割は、海洋生物を守るべく注意深く監督し、予防的な原則を実行に移していくことだ。ISAは、企業や政府らが全世界の共有財産を使って実験をしたり、そこから利益をむさぼったりすることを許すわけにはいかない。ISAは、深海環境の研究、監視、保護を促進しなければならない立場にいるのである。

また、ニュージーランドが2015年に62万平方キロにおよぶカーマデック海洋保護区を設定したように、国際機関や各国は協力して深海保護区を設定すべきである。

ISAの使命とは、海洋の搾取方法の指南にあたることではなく、海洋保護の実施を行うことでなければならない。ISAの鉱業規則の中の採鉱規則草案は、危険な産業向け実証実験のために海洋を切り分けて与えるという内容ではなく、ISAの使命が具体的に盛りこまれたものでなければならないのだ。

by パイヤル・サンパット
Earthworksの鉱業プログラム責任者を務める。


NIブログの記事“Protect ocean ecosystems, not exploit them, is what the ISA must do”の翻訳です

翻訳協力:斉藤孝子


  1. 2016/08/28(日) 23:20:14|
  2. 環境・資源

【翻訳記事】干ばつでも緑を取り戻したエチオピア

アジスゲ郡の農民たちは、この50年で最悪の干ばつに立ち向かってきた。この高地にあるこの地域では、耕作地は斜面にあり、限られた水が流れ落ちる速度を緩め、土壌の流出を防ぐため、農民たちは斜面に階段のような平らな場所を造り、えん堤を築き、ため池となる穴を掘った。その結果、ある地元役所職員の言葉を借りれば「かつての砂漠が今は森になった」。

地元の農民たちはこの成功を引き合いに出し、もともと政府が計画していたような費用がかかる地元民の移住計画は無用な長物であることが証明されたと述べている。

by http://grist.org

※次の動画は、国際熱帯農業センター(CIAT)等いくつかの団体がエチオピアで協力して実施した、土壌の劣化と流出を防ぐためのプロジェクトの紹介ビデオです。




2016年7/8月合併号NI494p9「Ethiopia blooms despite drought」の翻訳です。c494-100.jpg




  1. 2016/08/27(土) 12:43:35|
  2. 環境・資源

【PDF版】2016年7/8月号「デジタルの支配者の真実 ― その笑顔の裏側で」Keynote(メイン記事)をアップ


nij140_500.jpg
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ポケモンGO。そのダウンロード数は、すでに日本国内で1000万以上。そこから推定すれば、日本人の約11人に1人が体験したことになるおばけアプリです(いや、モンスターアプリと言うべきか…)。

このアプリを使う上で必須の設定は、スマホの位置情報をONにして、それをアプリ上でも許可すること。そうすることによって、あなたがどこにいるかは、アプリメーカのナイアンティック社の知るところとなります(携帯電話会社は無線電話の仕組み上、位置情報ONにせずに位置を把握できる)。そして、場所と状況とあなたのユーザー情報に合った情報が、スマホに送られ現実と融合されて表示されるようになる仕組みです。

アプリ企業による位置情報の取得は、気にする人は拒否反応を示し、気にしない人は全く気にしないものですが、サービスによっては必須の設定となります。

テクノロジーの発展と、私たちの利便性や娯楽、つまり早い・安い(無料)・面白い・簡単への追求によって、企業は新しいサービスを生み出していきますが、特にインターネットの世界では、企業間で激しい覇権争いとめまぐるしい開発ラッシュが起こっており、ユーザーである私たちが何を使っているのかをよく知らずに(気にせず)使用しているサービスもあります。

私たちの多くが依存し、もうそれ無しでは現在の生活様式を維持できないところまで来ているネット&デジタル技術ですが、利益を生み出したい企業と私たちのプライバシーや思想信条について収集したい政府は、それをどこまで進め、今後何を目指しているのでしょうか? すでに始まっている監視資本主義は、私たちの生活にどのように入り込んでいるのでしょうか?

Keynoteの英語版は、こちらのNIのウェブサイトで読むことができます。


※2016年7/8月合併号NI494 c494-100.jpg





  1. 2016/08/20(土) 19:39:23|
  2. ビジネス・企業