NIジャパンブログ

【翻訳記事】難民に電話代を寄付(ヨーロッパ)


20151030_Syrians_and_Iraq_refugees_arrive_at_Skala_Sykamias_Lesvos_Greece_2.jpg
ギリシャのレスボス島に着いたシリアとイラクからの難民
Photo: GgiaCC BY-SA 4.0




あるフェイスブックのグループは、命を救ったり別れ別れになった家族が連絡をとれるようにしたりするために、見知らぬ人たちの思いやりを役立てている。

そのグループ「難民と避難民に電話料金を(Phone Credit for Refugees and Displaced People)」は、他に類を見ないグループだ。今年2月1日に立ちあがったこの組織は、ヨーロッパの難民キャンプで足止めされている人々に携帯電話の電話代を寄付としてチャージ[訳注:電話番号を指定してあらかじめ電話料金を入金しておく]するようにヨーロッパの人々に呼び掛ける。最初の4カ月で、1万4,000のフェイスブックメンバーが9万2,000ドル相当の電話代を寄付し、2,800人の難民が家族と連絡をとり、翻訳アプリとGPSで避難中の人々の道案内も行われた。

携帯電話の電話代のチャージは命にかかわることもある。4月には、アフガニスタンからの避難途中だった7歳の男の子アーメッドが、隠れていたトラックの貨物室が酸素不足になって助けを求めて緊急のテキストメールを送ってきた。彼は1週間前に、このグループから電話代のチャージを受けたばかりだった。

このグループの創設者ジェームズ・ピアスは、「彼にとってそれは生きるか死ぬかでした」と言う。グループは、需要に応じるために苦労しているが、ピアスはこの不可欠なサービスを続けていくことを決心している。◆

by リディア・ノーン
http://nin.tl/RefugeePhoneCredit




2016年9月号NI495p9「Top-ups for refugees (EUROPE)」の翻訳ですc495-100.jpg



  1. 2016/09/30(金) 02:06:30|
  2. 市民・ムーブメント