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【各号紹介】2017年5月号「Freedom in sight?(西パプアの自由と解放)」


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一般の日本人がパプアと聞けば、ほとんどの人がパプアニューギニアを思い浮かべるだろう。そして西パプアと聞けば、そのパプアニューギニアの一部と思うかも知れない。

しかし西パプアとは、インドネシアに属する西パプア州とイリアンジャヤ州のことである。日本の面積の2倍あまりもある大きなニューギニア島の西半分がこの西パプアで、東半分がパプアニューギニアだ。
  地図(Free West Papua Campaignウェブサイトへ)

19世紀にオランダの植民地となった西パプアは、第2次大戦後もインドネシア領とはならずにオランダの管轄下にあった。インドネシアがオランダに西パプアを手放すよう強く求める一方で、オランダは1952年に西パプアの自治権を認め、その後の独立も保証した。「西パプア」という国名と明けの明星をあしらった国旗が公式に決まったが、結局は深まる冷戦の対立の中でインドネシアを西側につけるため、やらせの国民投票によって西パプアは正式にインドネシア領となった。

インドネシアは、独立への動きだけでなく、その帰属に異を唱える者を弾圧し、西パプアのアイデンティティーを否定してインドネシア化を進めてきた。

今月のNIでは、ほとんどニュースになることのない、しかし深刻な人権侵害状況の中で暮らし、闘う人々の現実と彼らの声を伝える。

2017年5月号 No.502「Freedom in sight?(西パプアの自由と解放)」目次へ 170630nijlogo.jpg

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  1. 2017/05/25(木) 01:43:00|
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