NIジャパンブログ

【翻訳記事】干ばつでも緑を取り戻したエチオピア

アジスゲ郡の農民たちは、この50年で最悪の干ばつに立ち向かってきた。この高地にあるこの地域では、耕作地は斜面にあり、限られた水が流れ落ちる速度を緩め、土壌の流出を防ぐため、農民たちは斜面に階段のような平らな場所を造り、えん堤を築き、ため池となる穴を掘った。その結果、ある地元役所職員の言葉を借りれば「かつての砂漠が今は森になった」。

地元の農民たちはこの成功を引き合いに出し、もともと政府が計画していたような費用がかかる地元民の移住計画は無用な長物であることが証明されたと述べている。

by http://grist.org

※次の動画は、国際熱帯農業センター(CIAT)等いくつかの団体がエチオピアで協力して実施した、土壌の劣化と流出を防ぐためのプロジェクトの紹介ビデオです。




2016年7/8月合併号NI494p9「Ethiopia blooms despite drought」の翻訳です。c494-100.jpg




  1. 2016/08/27(土) 12:43:35|
  2. 環境・資源

【PDF版】2016年4月号「世界の森林を守れ」メイン記事をアップしました


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補足:2011年12月号でNI日本版が休刊となって以来、NIの翻訳記事はメルマガ配信によるテキスト形式のみでした。今回Keynote(メイン記事)だけですが、4年4カ月ぶりに冊子形式にレイアウトをしてみなさんにお届けすることができました。専従スタッフがいない中、活動は難しい部分もありますが、今後は読みやすいフォーマットで可能な限りお届けできればと思いますので、ぜひ応援してください。メールマガジンの購読、ツイッターでのリツイート、Facebookでのいいねをよろしくお願いします。


山が淡い緑から濃い緑まで緑のグラデーションに彩られる新緑の春。そんな4月のNIのテーマは「Saving the world's forests(世界の森林を守れ)」です。そのメイン記事「Last stand(最後の抵抗)」の翻訳をアップしました。

森林は、資源としてだけでなく温暖化を抑制する要素としてもその重要性が認識されており、森林破壊を心配する人も多いと思います。しかし国連食糧農業機関(FAO)によれば、2000年から2010年にかけて行われた植林の面積は5,000万ヘクタールに上るそうで、伐採された面積をマイナスしても実質的に森林面積の減少はゼロに近くなります。森林破壊を心配する人も、少しはホッとしたでしょうか。

しかしこの植林の中身を見ると、アブラヤシ(「エコな」石けんからアイスクリームまで幅広く使われているパーム油をとる)やユーカリ(コアラのえさではありません。紙パルプの原料になります)など、その地域にはもともとなかった樹種を産業用に植林したものが多く含まれており、地域の再生や地域環境に配慮した植林とは言えないものです。

このような植林により、地域の植生は様変わりし、その環境変化は動物への影響も大きく、またその森の恵みで生きてきた地域の人々の生活も一変させてしまいました。このようなことが東南アジアから南米まで、実際に起こっています。

またもちろん、地域によっては森林伐採によって深刻な水不足に見舞われているブラジル南東部などの例もあります。

森林破壊に関しては、森林面積や植林面積だけでなく、森林の質と地域の環境、森林の下流域への影響や人々の暮らしも含めて心配する必要があるということですね。

英語版の記事はこちらのNIのウェブサイトで閲覧できます。


※2016年4月号NI491c491-200.jpg





  1. 2016/04/30(土) 12:43:54|
  2. 環境・資源
  3. | トラックバック:0

【翻訳記事】散らかった海のお掃除(オランダ)

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THE OCEAN CLEANUP ウェブサイト



世界のからプラスチックを取り除くための意欲的なプロジェクトが、まもなく開水域で初めて行われる。

ゴミ問題に取り組む組織オーシャン・クリーン・アップの研究者らは、オランダ沿岸23キロメートルの沖合に、100キロメートルにおよぶ浮遊式フェンスを設置する予定だ。

これは、世界の数百万キロメートルのを覆うゴミの除去活動にとって、革命的な手段となる可能性がある。

浮遊式フェンスは、に浮かぶプラスチックゴミを探すのではなく、潮流を利用してゴミを運ばせることを可能にするものだ。

このテストでは、動きを検知するモーションセンサーと監視機能を備えたフェンスを使い、荒れたと強い潮流がもたらすゴミ回収への影響を検証する。もし成功すれば、2016年内に日本で2回目のテストが実施される予定だ。

このプロジェクトは、オランダの起業家ボヤン・スラットが考案し、ずっと以前から環境保護主義者の懸案となっていた課題に応えるものだ。

スラットは、この研究の資金として2014年に200万ドルを超える資金を集めた。これは、非営利クラウドファンディング史上最高額である。

by Beulah Maud Devaney

2016年3月号NI490 p9「Ocean litter-pick (NETHERLANDS)」の翻訳です。cover490.jpg





  1. 2016/04/05(火) 23:12:03|
  2. 環境・資源
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